チラシの裏は意外と白くない

最近忘れっぽくなったので調べたことをチラシの裏に書きます

MTBの油圧ブレーキ化⑤

今日は少ししか時間が取れなかったので、少しだけ作業を進めた。

この前カットしたブレーキホースの端面にコネクターインサートとオリーブの取り付け。オリーブとコネクターインサートの取り付け順はどちらでも良いと書いてあったが、インサートを圧入することでホースの外径変化があるかもしれないので、念のためにオリーブを通しておく。抵抗なく入っていく。つづいてインサートの圧入…なのだが前ブレーキ側はすんなり入ってしまった。さすがに最後の方はキツかったものの、それでも手で押し込めるくらい。一方のリア側は最初から素手では厳しい感じ。ハンマーで打ち込んでもなかなか入っていかないので、ブレーキホース固定治具を使ってハンマーで衝撃を与えて圧入完了。フロント側の抵抗のなさが心配だ…

次にオリーブの位置決め。ホース端から5mmくらいの場所にセット、ということだがちょっと力を入れたらオリーブの位置も動いてしまう。まあ、オリーブはブレーキ本体と固定ボルトに挟まれて位置が決まるはずだから、この時点で多少緩くてもきっと大丈夫と信じる。

f:id:samurai375:20200928224949j:plain

最後にオリーブの外側と固定ボルトにグリスを塗って、ボルトを締めていく。推奨締め付けトルクが5−8Nということでボルトの大きさに対して結構なトルクをかける必要がある。端面から14mmの位置に印をつけて、それが隠れるくらいまで…というのはボルト固定前の話。ホースが奥までしっかり刺さっているかを確認する目安なだけで、大した意味はなかった。フロント側のインサートの抵抗のなさが気になるが、最悪そこで漏れてもオリーブと固定ボルトで蓋されるといいな。最後にキャップをつけて、ホースの工作は終了。

f:id:samurai375:20200928225327j:plain

ボルトにかじった跡があるが、ブリーディングキットに付属の薄いスパナを使って見たときについたもの。やはりしっかりしたスパナを用意しておいて正解だった。600円だけど。あと、ここはカバーで隠れるので、多少傷がついててもセーフ。

次回、いよいよブリーディングを行う。